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こんにちは、ボドゲライターのキクチレンです!
ボードゲームのさまざまな悩みを解決していく記事を、日々更新しています。
コーヒーロースターの焙煎フェイズでやる事って何かな?
焙煎フェイズは、6つのステップを踏みながら行う、いわゆる「デッキ構築」にあたる部分です。
今回は、「コーヒーロースター」を10回ほどプレイした筆者が、焙煎フェイズについて解説していきます。
この記事を読むと、こんなメリットがあります。
記事を読むメリット3選
- ルールブックを読むより、スムーズに理解できる
- 写真付きで細かく確認できる
- 具体例があるので、迷わずにゲームをプレイできる
ぜひ、最後まで読んでみてください。
なお、まとめ記事はこちら
結論 「コーヒーロースター」焙煎フェイズは合計6ステップ
焙煎フェイズで行うことは、次の6ステップです。
焙煎フェイズの6ステップ
- 温度を上げる
- 袋からチップを引く
- 水分を取り除く
- フレーバーチップの効果を使う
- 豆チップの焙煎度を上げる
- 焙煎を終了するか、続行するかを決める
次からは、各ステップの細かい部分について解説していきます。
※なお、ここでは具体例として、初級の豆である「アルトゥーラ・オアハカ」をベースにして解説していきます。
1:温度を上げる
丸いラウンドマーカーを、右隣のマスに移動させましょう!
ただし、最初のスタート時だけは、動かさなくて大丈夫です。
この時、動かした先に煙チップがあった場合は、すぐに袋に入れてください。
アルトゥーラ・オアハカの場合
- 最初のターンは、ビーンズシートに記載されている「8」のまま固定です。
- ターンが進行するたびに、「9」、「10」と、ラウンドマーカーを動かしていきます。
2:袋からチップを引く
ラウンドマーカーの下に書かれている数字分、袋からチップを引いていきましょう。
アルトゥーラ・オアハカの場合
- 最初のターン
- ラウンドマーカーが「8」に置かれているので、8枚引きます。
- 次ターン以降
- ラウンドマーカーが「9」、「10」と進んでいきます。
- 対応するラウンドに合わせて9枚、10枚…と引いていきます。
- ラウンドマーカーが「9」、「10」と進んでいきます。
ターンが進むごとに、引く枚数が増えていきます。
焙煎が進んでいるということですね(*´▽`*)
3:水分を取り除く
引いたチップに水分があれば、すぐに取り除きましょう!
ここで、アドバイスを2つほど紹介!
- 箱に戻さず、分かりやすく除去しておきましょう。
- 水分は邪魔!
順番に、話していきます。
箱に戻さずに、分かりやすく除去しておきましょう。
分かりやすく除去しておくことで、袋の中身を、ある程度予想しやすくなります。
アルトゥーラ・オアハカの場合
アルトゥーラ・オアハカの、最初の水分チップは4枚です。
最初に引いた8枚のチップのうち、1枚が水分だったとしましょう。
水分を分かりやすく除去しておくと、残りの水分が3枚であることを、簡単に確認できます。
水分は邪魔!
水分はポイントに全く繋がらないため、積極的に除去していきましょう。
4:チップの効果を使う(任意)
この4番目のフェイズが、焙煎フェイズにおいて、もっとも重要なステップになります。
つまりここが、「コーヒーロースター」の面白さを最大限に味わえるポイントと言い換えられます。
チップの効果は2種類
チップの効果は、2種類あります。
- 即時効果
- フレーバー効果
最初に即時効果を使ってから、次にフレーバー効果を使っていく流れになります。
それぞれの効果は使っても良いですし、使わなくても大丈夫です。
即時効果(左エリア)
それぞれの即時効果は、1ラウンドにつき1回まで使用可能です。
それぞれの効果は、次の通りです。
オールマイティチップの獲得
焙煎度0と焙煎度1の豆チップを配置することで使用できます。
配置するタイミングですが、別々でも大丈夫です。
例えば、最初のターンに焙煎度0の豆を配置。
次のターンに、焙煎度1の豆を配置しても、オールマイティチップを獲得することができます。
※オールマイティチップとは
- コク(赤)
- 酸味(緑)
- 香り(青)
これらのフレーバーチップの代わりになってくれる、優れたチップになります。
基本的には、オールマイティチップは獲得していきましょう。
焙煎度0と1の豆チップが減るため、デッキの圧縮につながります。
結果として、自分が引きたいチップを引きやすくなるでしょう。
フレーバー効果(右エリア)
フレーバー効果については、次の4点に触れながら解説していきます。
- フレーバーチップのそれぞれの効果
- フレーバーチップ使用時の注意点
- 特殊効果チップの獲得
- 特殊効果チップの効果
フレーバーチップのそれぞれの効果
右側のエリアに、下記のフレーバーチップを対応する場所に配置すると、効果を得られます。
- コク(赤)
- 酸味(緑)
- 香り(青)
それぞれのフレーバー効果と注意点について、話していきます。
コク(赤)の効果
コク(赤)の効果は、濃縮です。
2枚の豆チップを、1枚に合体させることができます。
それぞれの焙煎された豆を足し算して、1枚にしていきます。
濃縮した豆は、焙煎せずにそのまま袋に入れましょう。
具体例 焙煎度1の豆2枚の濃縮
- 1+1=2なので、焙煎度2の豆にします。
- 焙煎度2の豆1枚を袋に入れ、焙煎度1の豆2枚は除去しましょう。
具体例 焙煎度1の豆と焙煎度3の豆の濃縮
- 1+3=4なので、焙煎度4の豆にします。
- 焙煎度4の豆を袋に入れ、焙煎度1と3の豆は除去しましょう。
- 焙煎度0と4の豆には使えないので注意しましょう。
- 焙煎度を5以上にして焦げ豆にすることはできません。
特殊効果チップの獲得
右エリアには、四角い特殊効果チップが、常に2枚のフレーバーチップとセットになって置かれています。
それぞれの特殊効果チップに対応する2枚のフレーバーチップが埋まると、特殊効果チップを獲得することができます。
フレーバーチップを埋めるタイミングは、別々のターンでも大丈夫です。
例えば、最初のターンに1枚を埋めて、次のターンにもう1枚のフレーバーチップを埋めても、特殊効果チップを獲得することができます。
特殊効果チップはどれも強力です。
このため、積極的に獲得していくことをオススメします。
ただし、フレーバーチップを使いすぎると、ポイントが減る可能性があるので、注意しましょう。
特殊効果チップの効果
特殊効果チップは、次の5種類があります。
- 追加の豆
- 甘み
- 選択
- 引き直し
- 紙皿
効果は、下記の通りとなっています!
追加の豆
このチップを獲得した瞬間、カップボード上にある、指定のマスに配置してください。
カップテスト時に、焙煎度3の豆として扱います。
ただし、スキルポイントの対象にはならないので、注意しましょう。
- スキルポイントとは、カップテスト時に同じ焙煎度の豆を配置するほど、加算されていくボーナスのことをさします。
5:豆チップの焙煎度を上げる
焙煎度を上げる
手元にある豆チップの焙煎度を、1ランクずつ上げます。
豆チップのランクは、次の通りです。
- 硬質豆
- 焙煎度0~4
- 焦げ豆
焦げ豆はマイナスポイントです。焙煎しすぎないようにしましょう。
煙チップが置かれているレッドゾーンに入っている場合
1ランクではなく、2ランク上昇になります。
焦げ豆になりやすいので、注意が必要です。
- 硬質豆については、レッドゾーンにおける焙煎でも、焙煎度0の豆になります。
焙煎度を上げ終えた後
全ての豆チップの焙煎度を上げたら、袋に戻しましょう。
袋に戻した後は、焙煎カウンターの出番です!
袋の中の焙煎がどれくらい進んでいるかを、焙煎マーカーを使って記録していきましょう。
具体例
4つの豆の焙煎度を1ずつ上昇させた場合、焙煎マーカーを4つ進めます。
6:焙煎を終了するか、続行するかを決める
焙煎を続行させる場合は、再びステップ1から処理を行っていきます。
焙煎を進めるかどうかは、ビーンズシートの「ローストポイント」を参考にしながら決めていきましょう。
アルトゥーラ・オアハカの場合
焙煎度の合計が14で、最高得点の10点を獲得すると書かれています。
このため少なくとも、袋の中の焙煎度の合計が14を超えるまでは、焙煎を進めていくべきだと判断することができます。
「コーヒーロースター」 焙煎フェイズ まとめ
最後に、焙煎フェイズについて振り返っていきましょう。
焙煎フェイズで行うことは、次の6ステップです。
焙煎フェイズの6ステップ
- 温度を上げる
- 袋からチップを引く
- 水分を取り除く
- フレーバーチップの効果を使う
- 豆チップの焙煎度を上げる
- 焙煎を終了するか、続行するかを決める
焙煎フェイズを終えたら、いよいよカップテスト!
焙煎士としての腕前を披露する、最終局面になります。
次の記事も、ぜひ読んでみてください!
また、「コーヒーロースター」が気になったからは、ぜひ購入してみてください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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