勝利点を3ケタに!どこまでもインフレ、止まらない!
こんにちは、ボドゲライターのキクチレンです!
ボードゲームのさまざまな悩みを解決していく記事を、日々更新しています。
「真珠の入り江」って、やっぱり買った方がいいのかな?話を聞いていると楽しそうだし、ワクワクしちゃう☆
確かに得点の手段が多くなり、楽しく感じる部分も多いです。
しかし、価格設定や記念碑の強さが気になる人がいるのも事実。実際に買う前に、メリットとデメリットを一緒に見ていきましょう。
というわけで、実際に「真珠の入り江」を10回程度遊んだ経験から、真珠の入り江を買うべきかどうかについて、まとめていきます。
この記事を読むと、こんなメリットがあります。
記事を読むメリット
- 真珠の入り江がもたらした変化が見えてくる。
- 他の人のぶっちゃけたレビューが分かる。
- 真珠の入り江を購入すべきか、判断できる。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
なお、まとめ記事はこちら!
結論 点数と価格が、ともにインフレ!
最初に、「真珠の入り江」のメリット・デメリットについて、まとめていきます。
「真珠の入り江」のメリット
- 真珠がもたらす点数の貢献度が大きい。
- 100点を超えることもしばしばあり、達成感がある。
「真珠の入り江」のデメリット
- 真珠ファーストなので、カードを活かす楽しさが減った。
- 定価が8000円を超えており、基本セットとほぼ同じ価格。半額だったらよかったのに…。
それでは最初に、私自身が実際にプレイして感じた点について、まとめていきます。
筆者が実際にプレイしてみた感想
私自身が感じたメリット・デメリットはこちらです。
メリット 得点がインフレして、達成感が大きくなった。
得点がインフレした要因は、次の2つです。
- 記念碑
- 装飾品
順番に、見ていきましょう。
記念碑
記念碑は、1つで最大25点の得点を獲得することができます。
基本セットでは、60~70点を取れていたら、良い成績でした。しかし、記念碑は従来の得点の1/3~1/4に相当しており、得点への貢献度がとても大きいのが分かります。
記念碑の影響により、100点を超えるのも珍しくなくなりました。
装飾品
装飾品は資源獲得に役立ち、プレイヤーのサポートカードとして登場しました。
さらには、ゲーム終了後に3~5点の得点源にもなってくれます。結果的に、得点全体のインフレを起こす要因となりました。
以上の理由から、記念碑と装飾品は「真珠と入り江」の得点に大きく貢献しており、プレイヤーの達成感を底上げしてくれています。
デメリット 基本のカードを活かし切ることが少なくなった
デメリットについて考察するため、基本セットだけの戦略と、「真珠の入り江」が入った場合の戦略の違いについて、見ていきましょう。
基本セットだけの場合
プレイヤーによって考えの相違はありますが、基本セットで望ましい戦略は、季節ごとに適したカードをプレイしていくことだと考えています。
- 冬に生産カード
- 春に政治カード
- 夏に目的地・旅行者カード
- 秋に祝福カード
この戦略が望ましいと考えているのは、次の理由があるからです。
- 冬に資源を確保したいから
- 春に、カード同士のシナジーを利かせるための準備をしたいから
- 夏に、カード同士のシナジーを利かせて、盤面を強化したいから
- 秋に、強化した盤面で勝利点を多く取りたいから
理由を見てもらえると分かりますが、基本セットの場合はカード同士のつながりを意識するのがとても大事です。
逆にカード同士のつながりをおろそかにすると、資源が足りなくなり、町全体の得点が低くなってしまうのです。
※なお、私が考えるカードの使い方について知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
「真珠の入り江」が入った場合
「真珠の入り江」では、記念碑の建設と装飾品が重要になってきます。なぜなら、これら2つが大きく得点に貢献しているからですね。
この記念碑と装飾品に欠かせないのが、真珠になります。つまり真珠を多く持つことが優先されるのですね。
さてここで、真珠を効率的に獲得するための1番の方法について振り返ってみましょう。
真珠を効率よく稼ぐための方法、それは河の取引所に行くことです。なぜなら、河の取引所に行くと、一気に2個の真珠をゲットできる可能性があるから。
しかし、河の取引所には誰でも行けるわけではありません。街の条件を満たしたうえで、誰よりも早く訪れる必要があります。
これが何を意味しているのかというと、カード同士のシナジーよりも、河の取引所にいかに早く行くかの方が大事になっている、ということです。
真珠の登場により、カード同士を利かせあう楽しさが結果的に減ってしまったのが、デメリットであると感じました。
他の方のぶっちゃけレビュー
さて、最後に「真珠の入り江」に対するネット上の意見をまとめました。思うところがある点と、良い点について見ていきましょう。
「真珠の入り江」の思うところがある点
先ほど話したデメリットですね。汗水たらして、記念碑ゲットした後で自分の街を見たとき、意外としょぼくない?となりがち。
これも分かるー!基本セットだけでもテーブルを独占しているのに、拡張いれたら、どこに置けばええんやー!!となりがちです(笑)
いやー、これは深く同意!半額の4000円だったら、全力でオススメできるのですけどね…。
「真珠の入り江」が、エバーデールコレクターにしか渡らない一因になっています。
「真珠の入り江」の良い点
私が取り上げたメリットですね。基本では取れなかった100点が取れたときの嬉しさはひとしお!
エバーデールの魅力の1つですよね。色んな動物が、色んな職業をこなしている様は、想像するだけで微笑ましいです。
まあ、海賊という職業も出てきましたが(笑)
真珠はあくまで優先度が上というだけで、プレイ幅を狭めていないのは事実です。むしろ、広がっていますね。
プレイ幅が広がった分、考えなきゃいけないことが増えた、という印象です。
装飾品の多くは、自分の街構成によって点数が大きく変わるので、指針になるのは間違いありません。
中には全く指針にならないタイプもあるのですが、そこは割愛で。
基本セットあるあるですね、「これ以上、配置できなーい!」という絶望感。
記念碑の建設には大量の資源が求められるため、街の上限まで配置している余裕がなくなりました。
結果として、街の配置に余裕ができるとは…。余裕のなさが、余裕を生むというパラドクス。
まとめ
最後に、「真珠の入り江」のレビューを振り返っていきましょう。
「真珠の入り江」のメリット
- 真珠がもたらす点数の貢献度が大きい。
- 100点を超えることもしばしばあり、達成感がある。
「真珠の入り江」のデメリット
- 真珠ファーストなので、カードを活かす楽しさが減った。
- 定価が8000円を超えており、基本セットとほぼ同じ価格。半額だったらよかったのに…。
「真珠の入り江」は、プレイ感や価格が気になるのは事実です。私も高いなと思います(笑)
けれど、価格の面に目をつぶれば、エバーデールのファンであるなら買う価値はあるかなと思います。
エバーデールの沼にハマってみようかな?と思った方は、ぜひ購入してみてください。
最後までよんでいただき、ありがとうございました。
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