「ボードゲームって楽しいの?」
「なんでこんなに、ボードゲームって流行っているの?」
このように考えて、ボードゲームを遊ばずに、人生を過ごしていませんか?
今回は、ボードゲーム歴3年の筆者が、この魅力についてまとめてみました!
ぜひ、最後まで読んでみてください。
結論 ボードゲームの魅力は、ずばり6つ!
ずばり、ボードゲームの魅力を、次の6つにまとめてみました!
ボードゲームの魅力6選
- 自分が主人公になれるから
- リアルで対決できるから
- 他の人の「人生観」を知ることができるから
- おしゃれだから
- 種類が豊富だから
- 教育・脳トレに役立つから
次からは、それぞれについて語っていきます!
主人公になって、ストーリーにハマっていく
「ボードゲームは、みんなで楽しめる、本のようなものだ」
とあるボードゲーマーのブログでは、このように語ってくれています。
ボードゲームの中には、世界観が強いものがあります。例えば、ジブリの世界観を表している「BITOKU」や、世界のウイルス感染を阻止するため、協力していくゲーム「パンデミック」などがあります。
ジブリを思い出す「BITOKU」
「BITOKU」には、ジブリのテーマをほうふつとさせるイラストが数多く出てきます。
- 「もののけ姫」の「シシガミ様」や「コダマ」
- 「風の谷のナウシカ」の「王蟲(オウム)」
他にも、ジブリのキャラクターに似ているタッチの絵柄が多く出てくるボードゲームです。
ジブリの世界に没入してみたい方には、オススメの作品となっています。
みんなで世界を守る「パンデミック」
新型コロナウイルスが世界に広がって、早くも2年が経ちました。
「あの感染を、防ぐことはできなかったのか?」
「私が専門家だったら、こんなことにならなかったのに!」
そう思った方は、「パンデミック」をオススメします。
「パンデミック」は、自分が
- 研究員
- 科学者
- 衛生兵
- 作戦エキスパート
といった役職をプレイすることになります。
「パンデミック」の目的は、ウイルスが世界中に広がるのを、食い止めること。
他の役職のプレイヤーと、いかに協力しながら、自分の能力を活かしていくか。どうすれば、爆発的な感染を防ぐことができるのか。
緊張感をもって楽しみたい方に、オススメの作品となっています。
このようにボードゲームには、自分が主人公になり切れる作品が数多くあるのです。
頭をしぼって、対決するスリリング
「緊張感や熱気をもってプレイできるのは、オンラインゲームにはない楽しさがある」
とあるボードゲームカフェの店長は、このように語ってくれています。
相手の顔色をうかがいながら、対決してみたり、協力したりすることができるボードゲームはたくさんあります。例えば、「カタン」や「スルー・ジ・エイジズ」などがあります。
交渉がモノをいう「カタン」
傑作としても名高く、世界大会も開催されている「カタン」。まさに自分の知力を絞るゲームの代表例といっても良いでしょう。
目標の10ポイントを獲得するため、「カタン」では、時に相手と貿易することが求められます。また、他のプレイヤーと協力して、独走しているプレイヤーの順位を下げたりすることもしばしば。
いかにして相手と協力し、自分を優位な立場に置いていくか。シンプルながら奥が深い魅力が、「カタン」にはあります。
相手の思惑を想像しながら、プレイしてみたい方には、オススメのゲームとなっています。
長きにわたり、国を支配する「スルー・ジ・エイジズ」
古代から、現代に至るまで、同じ国を支配し続ける「スルー・ジ・エイジズ」。有名な人物である
- アリストテレス
- レオナルドダヴィンチ
- ナポレオン
- ビル・ゲイツ
といった様々なリーダーを、時代ごとにプレイしていきます。そして、ポイントが一番高いプレイヤーが勝利するゲームです。
相手と競い合うポイントは様々あり
- 植民地を、オークション形式で獲得する
- 戦争を仕掛ける
- 紛争を起こす
- 飢饉を発生させる
- 政治を良いものにする
等といったアクションを、自分から起こすことが可能となっています。
自分の国を守りながら、いかに相手の国に攻め入るかが勝敗を分けます。
戦略を練りながら、相手と競いたい方には、オススメのボードゲームとなっています。
このように、自分の知恵を絞りながら戦っていけるのも、ボードゲームの魅力です。
時には、歓声をあげながら盛り上がることもしばしば。初対面同士でも、ゲーム後の感想戦で楽しむこともできますし、打ち解けて友達になることだってあるのです。
相手の「意外な一面」が見えてくる
相手の性格が見えてきたりするのも、ボードゲームの魅力です。
例えば、即興でプロポーズしていく「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ」や、相手の答えを推測しながら、賭けをしていく「ゲスクラブ」などは、相手の「人生観」が見えてくるゲームといっても良いでしょう。
個性が爆発!「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ」
「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ」は、与えられた単語を組み合わせて、即興で相手にプロポーズをしていくゲームです。
このゲームをしていくと、プレイヤーの個性が、いやおうなしに出てきます。
- すごくまじめに告白する
- 下ネタに走ってしまう
- 意味不明な言葉を並べて、笑いを取ろうとする
もちろん、どんな個性が表れても全く問題ありません!プロポーズされた相手がOKさえしてくれれば、ですが…
観察力が試される「ゲスクラブ」
「ゲスクラブ」と聞くと、「下衆クラブ」と思われがちですが、違います(笑)。
「ゲス」とは「guess=ゲス(推測する)」という意味です。
このゲームで勝ち上がるためのポイントは、2つあります。
「ゲスクラブ」2つのポイント
- 相手と答えが被らないようにする
- 相手の答え方を予想して、賭けに出る
ようするに、相手の個性を知ることがとても重要になるゲームです。
相手のことを知るためのきっかけとするなら、「ゲスクラブ」をおすすめします!
婚活や就活にも、ボドゲ!?
ちなみにですが、婚活をする際にも、ボードゲームがオススメされています。理由は、ボードゲームを通して、相手の意外な一面がのぞけるからですね。
また、採用面接でも、ボードゲームが取り入れられているケースもあります。
ボードゲーム専門店「すごろくや」では、面接を行う際に、ゲームの説明書を渡すようです。面接を受けている方は、説明書を読み解き、ゲームの発表を行います。
また、ボードゲームのプレイを通して、面接を受けている人の状況把握力や将来の予測力などを、「すごろくや」は分析しているようです。
ボードゲームって、本当に個性が表れてしまう世界なのですね。
おしゃれな見た目で、ボドゲにワクワク!
ボードゲームをしている人のコメントを見ていると
「箱や部品が凝っているから、準備の段階からおもしろい!」
「始める前からワクワクする!」
といった意見が見られます。
見た目がおしゃれなもので言いますと、筆者は「枯山水」や「エバーデール」を思い出します。
こだわりが見え隠れする「枯山水」
自分だけの美しい庭園を造っていく「枯山水」。
価格はおどろきの、8,000円代!
しかし、箱を開けてみると、思わずうなることでしょう。
実際に遊ばれた方のレビューの一部をまとめます。
「美しいコンポーネント」
※コンポーネントとは、ボードゲームで遊ぶ時に使う、コマのようなもの。
「手塗りで仕上げられた、重厚感のある石」
「丁寧に描かれたタイルと、写実的なイラスト」
「美しい庭園作りを、実際にやってほしい」という作者の想いが伝わってきそうです。こうなると、もはや職人の域、といっても良いでしょう。
見た目にこだわりたいなら、「枯山水」をオススメします!
かわいい動物たちが大活躍!「エバーデール」
「見た目」という視点で、もう一つ紹介したいのが、「エバーデール」です。
「エバーデール」は、簡単に言うと、自分の村をにぎやかにしていくゲームです。
注目してほしいのが、使用するカードの動物たち。
- 裁判をするカメ
- 店を切り盛りするウサギ
- 国を治める、リスの王さま
- 農業をいとなむ、ネズミの夫婦
- 船頭をしているカエル
他にも、かわいい動物たちのイラストが描かれたカードがたくさんあります。
拡張版も3シリーズほど作られており、人気があるゲームです。
個人的に大好きなゲームなので、ぜひ皆さんもやってみてください!(笑)
こんなにあるのか、ボードゲーム!
ボードゲームの魅力の1つとして、「種類の豊富さ」があります。
どれくらいあるのかというと、「数え切れるか( ゚Д゚)!」と言いたくなるくらいあります!(笑)
一説によると、2万を超える!?
はっきりとした数字は分かりませんが、2万種類以上あるのではないのか?と言われています。
なぜはっきりしないのかというと、個人で作って販売するケースも多くあるためです。そのため、きちんとしたデータが出てこないのですね。
ちなみに、スーパーファミコンのソフトの種類は、およそ1447種類ほど。これを見ると、いかにボードゲームの種類が多いのかがうかがえます。
毎年1000作品ほど販売されている?
とあるボードゲームサイトでは、「公式だけで」、毎年1,000種類ほどのボードゲームが販売されているそうです。
念のため、もう一度言っておきますが、「公式だけで」、です。
個人が販売しているボードゲームも含めると、さらに増加します。もはや、毎年どれくらいのボードゲームが販売されているのか、誰にも分かりません( ;∀;)!
ちなみに、スーパーファミコン全盛期のときの販売数は、毎年100本ほど。
いかに、1000本(+α)という多さがすごいのかが、伝わるかと思います。
「そんなに多かったら、プレイしきれないよ」
と思われるかもしれません。しかし、逆に言うと
「自分にぴったりのボードゲームが、絶対にあるはず!」
と、捉えることもできます。
自分だけのボードゲームを探して、他の人と遊べたら、とても楽しい。それを想像するだけで、ワクワクしちゃうのも、ボードゲームの魅力ではないでしょうか。
子どもは育つ!老化もしない!ボードゲームは最高の教育!
最後のポイントは、ボードゲームは教育や脳トレに最適、ということでしょう。
ボードゲームから、子どもは学ぶ
ボードゲームが教育に役立つ理由は、下記のとおりです。
こどもにオススメな理由3選
- 「順番を守る」「ルールを守る」といった、社会的スキルを、楽しみながら学べるから
- 自分の手で使って遊ぶことで、脳が発達するから
- 勝った時の喜びや、負けた時の悲しみから、情緒を養えるから
こうした理由から、ボードゲームは教育に役立つと言えます。
ボードゲームは、高齢者を助けます!
高齢者の方にも、ボードゲームをオススメすることができます。理由は下記のとおりです。
高齢者にオススメな理由3選
- 若い世代との交流を持つことが出来るから
- 仲間が出来て、孤独にならないから
- 考え続ける必要があるので、ボケてる暇がないから
特に「仲間が出来て、孤独にならないから」という点に注目してみましょう。
最近の問題として取り上げられるのが、「高齢者の孤独死」問題です。
誰にも見守られず、寂しいまま、部屋の中で一人、お亡くなりになる。これほど悲しいこともありません。
ボードゲームは、仲間を作ってくれるアイテムです。社会に取り残されている、寂しい人たちを拾い上げてくれる、素晴らしいツールなのです。
社会の問題にも役立ってくれるボードゲームは、もはや無敵ですね(*‘∀‘)!
まとめ
最後にもう一度、ボードゲームの魅力についてまとめていきます。
ボードゲームの魅力6選
- 自分が主人公になれるから
- リアルで対決できるから
- 他の人の「人生観」を知ることができるから
- おしゃれだから
- 種類が豊富だから
- 教育・脳トレに役立つから
このどれか一つでも、ピン!ときたら、さっそくボードゲームをしましょう!絶対楽しいですから!ほんとですよ!裏切りません!絶対に(*‘∀‘)!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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