カードを知り尽くそう。勝つのは、それからだ。
こんにちは、ボドゲライターのキクチレンです!
ボードゲームのさまざまな悩みを解決していく記事を、日々更新しています。
ここでは、全季節で使える、エバーデールのカードの詳細について、解説しています!
「エバーデール?カード評価?」
と思った方は、最初にこちらをご覧ください。
「エバーデールの遊び方や、ざっくりとしたカードの評価方法についてまとめています。」
筆者も最初は、高得点を取るための方法について、あれこれと試行錯誤していました。考えながら、エバーデールを60回ほどプレイしていく中で、自分なりの結論にたどり着きました。それが「季節ごとに、適切なカードをプレイする」ということです。
今回は、そんな筆者が、他のサイトの記事も参考にしながら、エバーデールの基本セットのカードについて、季節ごとの評価を行ってみました。
この記事を読むことによって、下記のメリットを受けられるはずです。
記事を読むことで受けられるメリット
- 各カードの効果を、最大限活かせるようになる
- エバーデールの平均勝利点を上げられる
各カードの使い方アドバイスについても触れていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
それでは、エバーデールの全季節編について、まとめていきます!
エバーデール 全季節カード評価 Sランク
下記のカードをSランクとして評価しています。
Sランク | ・クレーン | ・宿屋の主人
それぞれの効果は、下記の通りです。
宿屋の主人
宿屋の主人の効果
- 動物カードをプレイするとき、街に配置されているこのカードを捨て札にしても良い。そうしたなら、プレイする動物のコストを果実3個分減らす
クレーン
クレーンの効果
- 建物カードをプレイするとき、街に配置されているこのカードを捨て札にしても良い。そうしたなら、プレイする建物のコストを任意の資材3個分減らす
この2枚に共通しているのは、コスト軽減効果です。
エバーデールではルール上、街のカードを捨てることは、デメリットにならないどころか、むしろメリットとなっています。
そのメリットを受けながら、しかも他のカードの配置コストを減らしてくれるのです。最高ですね。
これらのメリットにより
- 序盤では、配置したい生産・政治カードを配置できる
- 終盤では、高コストのカード配置に役立つ
といった恩恵が受けられます。
文句のつけどころがないため、問答無用でSランクです。
エバーデール 全季節カード評価 Aランク
下記のカードをAランクと評価しています。
Aランク | ・旅人 | ・王妃
王妃
王妃の効果はこちら。
王妃のカード効果
- このカードに労働者コマを配置したとき、手札もしくは広場から勝利点が3点までのカードを、コストを支払わずにプレイすることができる。
普通に強いですが、Aランクと評価しています。理由は下記のとおりです。
王妃 Aランク評価の理由
- 配置コストが果実5個と高いから
- 無料で設置できるのは、勝利点3点までのカードであり、全カードを対象にできていないから
とはいえ、好きなカードを、労働者コマ1個で建てられるのは素直に強いです。手元に王妃がやってきたら、喜びましょう。
旅人
旅人の効果はこちら。
旅人の効果
- このカードをプレイしたとき、カードを3枚引く。プレイしたカードは、街の15枚の区域には含まれない。
手札不足のお供にどうぞ。
素点は1点と低いですが、街の外に配置できるのが偉いです。手札は増えるし、街も圧迫しません。旅をしてくれて、ありがとう。
とはいえ、手札が充実しているときは必要ないカードなので、Aランクとさせて頂きました。
エバーデール 全季節カード評価 Bランク
下記のカードをBランクと評価しています。
Bランク | ・郵便局 ・伝書バト ・物見櫓 | ・宿屋
宿屋・郵便局
宿屋の効果はこちら。
宿屋の効果
- 労働者コマをこのカードの上に置いたとき、広場にある動物もしくは建物カードを1枚選び、コストを資材3個減らしてプレイする。
- 他のプレイヤーがこのカード上にコマを置くたびに、あなたは1勝利点を得る。
続いて、郵便局の効果はこちら。
郵便局の効果
- 労働者コマをこのカード上に置いたとき、手札から2枚のカードを他のプレイヤー1人に渡し、その後、あなたは任意の枚数のカードを捨て札にする。その後、手札上限まで手札を引く。
- 他のプレイヤーがこのカード上にコマを置くと、あなたは1勝利点を得る。
宿屋と郵便局の効果は強いです。効果だけなら、コストの低さも考えるとSランクを付けたくなります。
しかし、それでもBランクとしているのは、ある共通効果によるものです。それが、「相手もプレイできる」というオープン効果。これにより、使いづらさが一気に増しています。
仮に自分が宿屋を配置した次のターンに、相手にいきなり宿屋の効果を使われたら、目も当てられません。こんなデメリットが待ち受けています。
オープン効果のデメリット
- 相手の労働者コマが置かれているので、相手の季節が巡るまで使用できない。
- ゲームが終わるまで、相手のペースを考慮しながらプレイしないといけなくなる。
相手が使ってくる前提でプレイすると、なかなか使うタイミングが見当たらなくなるので、Bランクと評価しました。
伝書バト
伝書バトの効果はこちら。
伝書バトの効果
- このカードをプレイしたとき、カードの山の上から2枚を公開する。公開したカードのうち勝利点が3点までのカードを1枚選び、コストを支払わずプレイすることができる。プレイしなかったカードは捨て札にする。
いわゆる、「ギャンブル」カードですね。決まれば強いですけど、ダメなときはダメ。仮に4点以上のカードが2枚来たら、悲惨です。このようなデメリットが待ち構えています
「伝書バト」失敗時のデメリット
- せっかくの強力なカードを、自分の街に配置できない
- 自分の手札にもならず、そのまま捨てないといけなくなる
- 何も得られぬまま、素点0点の伝書バトが、街に配置される
せめて、「伝書バト」が街の外に配置できればよかったのですが…。
ギャンブルに失敗したときの悲惨さが際立つので、Bランクと評価しています。
物見櫓
物見櫓の効果はこちら。
物見櫓の効果
- 労働者コマをこのカード上に置いたとき、森の小道もしくは森カードのマス1つをコピーする。
森カードの強さと、プレイヤー人数によって、評価が変わっていくカードです。具体的にはこんな感じ。
森カードが強い | 森カードが弱い | |
プレイヤーが2人か4人 | B+ | B |
プレイヤーが3人 | A | B+ |
プレイヤー人数によって、なぜ評価が変わるのかというと、森カードの配置制限にあります。
プレイヤー人数によって、森カードに配置できる労働者コマの個数は違います。具体的には下記のとおりです。
プレイヤーが2人 | 森カードに配置できるのは1個のみ |
プレイヤーが3人 | 森カードに配置できるのは1個のみ |
プレイヤーが4人 | 森カードに配置できるのは、2個 |
このうち、プレイヤーが3人の時が、一番使いづらい状況であるのが、見て取れます。
森カードの重要度によって、評価が大きく変わるカードですが、全体的にはBランクと評価しています。なぜなら、森カードを他プレイヤーよりも先に有効活用できれば、物見櫓を使う必要がないからです。
あくまで、「何度も使いたい森カードを、どうしても確実に使いたい」という保険のカードである、という認識で良いと思います。
全季節カード評価 まとめ
最後に、全季節のカード評価について、改めて掲載します!
Sランク | ・クレーン | ・宿屋の主人
Aランク | ・旅人 | ・王妃
Bランク | ・郵便局 ・伝書バト ・物見櫓 | ・宿屋
今回の記事をふまえて、ぜひ、エバーデールを楽しんでみてくださいね!
また、エバーデールが気になった方は、リンクからぜひ購入してみてください!
なお、エバーデールの拡張についても話していますので、ぜひご覧ください。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました!
他の季節のカード評価は、こちらから!
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