勝利点を3ケタに!どこまでもインフレ、止まらない!
こんにちは、ボドゲライターのキクチレンです!
ボードゲームのさまざまな悩みを解決していく記事を、日々更新しています。
「真珠の入り江」では、どんな動物カードが追加されたのかな?
動物カードは、4種類のカードが追加されました。
というわけで、「真珠の入り江」を10回程度遊んだ経験から、追加されたカードについて話していきます。
この記事を読むと、こんなメリットがあります。
記事を読むメリット
- どんなカードが追加されたのか分かる。
- カード効果など、細かいデータが見えてくる。
- 基本カードと比較した場合の、性能の優劣が見えてくる。
- より実践的に使うための方法が分かる。
ぜひ、最後まで読んでみてください!
なお、まとめ記事はこちら!
結論 動物カードが4種類、追加されました!
追加された動物カードは、次の通りです。
追加された動物カード
- 海賊
- 積極的に使っていこう!
- 伝令
- 序盤の真珠ハンター!
- フェレットの船頭
- まあまあですが、無理して使わなくても良いかも。
- 船大工
- 平均的な祝福カードです。
それぞれについてみていきましょう!
真珠もついでにゲット! 海賊
まずは、基本スペックから確認していきましょう。
- 合計3枚が追加されました。
- 旅行者カード
- コスト
- 果実3個
- 効果
- 街の区画に配置せず、街のそばに置く。
- 手札から4枚までを捨て札とし、捨てた枚数分のカードを引く。
- 引いたカードを公開し、基礎勝利点の合計が7点以上の場合、真珠を1個得る。
オススメカードの1枚です。理由は次の2つ。
- 手札の使いにくいカードを、手軽に交換できるから。
- 真珠を獲得できるから。
特に、真珠を獲得できる可能性があるのが強いです。
真珠の入り江では、真珠をいかに活用していくかが、高得点を狙うためのポイントになります。
真珠を獲得していくためにも、できるだけ4枚のカードを交換していきましょう!
なお、真珠の重要性については、こちらの記事でも解説しています。
序盤の真珠ハンター 伝令
まずは、基本スペックから確認していきましょう。
- 合計3枚が追加されました。
- 旅行者カード
- コスト
- 果実2個
- 効果
- 建物カード1枚と区域を共有しなければならない。
- 河の取引所を訪れる際に、このカードは区域を供している建物カードと同じ色を持つとみなす。
- カードを1枚引き、1勝利点を獲得する。
一見すると地味なカードですね。私も最初は
え、1勝利点と1枚引くだけ?弱くない?
と思っていました。
しかし、真珠の入り江を何度かプレイするうちに、伝令の強さに気づかされていきました。
伝令が強いポイントは、次の2点です。
- 河の取引所にカエル大使を配置しやすくなる
- 真珠の追加獲得をサポートしてくれる
順番に、見ていきましょう!
河の取引所にカエル大使を配置しやすくなる
真珠をゲットすることが、真珠の入り江ではとても重要になります。
この真珠を効率よく獲得する手段が、河の取引所になります。
河の取引所では、最初に訪れた方が確実に有利になります。なぜなら、次のメリットを受けられるからです。
- 無償で真珠を1個獲得できる
- 条件をそろえられたら、さらに1個獲得できる
このため、いち早く河の取引所に置くことが重要になってきます。
ここで、河の取引所を訪れるための条件を確認していきましょう。
河の取引所を訪れるためには、次の条件を満たしている必要があります。
- 自分の街に、いずれかのカードが配置されていること
- 生産カード3枚
- 目的地カード2枚
- 政治カード2枚
- 旅行者カード2枚
このうち、生産カード以外の条件については、伝令を対応する建物カードの下に入れるだけで、条件を達成することができてしまうのです!
伝令のコストは、果実2個と安く、平均的な建物カードと比べるとプレイしやすいのも嬉しいですね。
真珠の追加獲得をサポートしてくれる
ぱっと見、たかが勝利点1点と手札1枚しか得られない伝令の効果。
これだけでは、正直あまり価値がありません。
ここで注目したいのが、河の取引所カード自体の条件です。
河の取引所カードの条件は、大きく分けて、次の2種類があります。
河の取引所の条件
- 住民
- 真珠と交換するコストとして、特定の手札セットが要求される
- 施設
- 真珠と交換するコストとして、1勝利点と何かしらの資源が要求される
ここで、伝令の効果を再確認しましょう。伝令は、効果で勝利点と手札をプレイヤーに与えます。
つまり、伝令は河の取引所での条件達成をサポートしてくれているのです。
裏向きの河の取引所カードを表にしたとき、間違いなく伝令がいてくれてよかったと思える瞬間が出てくるでしょう。
さて、改めて伝令のメリットについて振り返ります。
- 河の取引所にカエル大使を配置しやすくなる
- 真珠の追加獲得をサポートしてくれる
この2つのメリットがあるおかげで、伝令は結果的に真珠を量産してくれるカードとなっています。
もし、伝令が出てきたら、河の取引所の条件を達成できるような建物と一緒に、積極的にプレイしていきましょう!
勝利点を提供する フェレットの船頭
まずは、基本スペックの確認から。
- 合計2枚が追加されました。
- コスト
- 果実3個
- 生産カード
- 効果
- 真珠を2個以上保有している場合、2勝利点を得る。
最初に、フェレットの船頭のオススメの使い方について確認していきましょう。
- 夏までに、真珠を2個確保する。
- 夏の時点で、フェレットの船頭をプレイして、2勝利点を獲得する。
- 真珠を2個保有したまま、秋を迎える。
- 生産カードであるため、追加で2勝利点を獲得する。
ただし、私自身は無理に使う必要はないと感じています。
なぜなら、同類の他カードと比較したときに、性能が控え目になっているからです。
どういうことか、解説していきます。
フェレットの船頭と同類の他カードの比較
ここでは、勝利点を獲得するタイプの生産カード同士での性能を比較していきます。
次の3つが達成されている前提で、合計点を比較していきます。
- 夏までに1度効果を発動している
- 秋に追加で効果を発動している
- 全ての効果は、最大限に使われたものとする
それでは、それぞれのカードについて比較を行っていきましょう。
フェレットの船頭
- 基礎勝利点:1点
- 効果発動時:2点
- 秋での追加発動:2点
- 合計点数:5点
他カードと比べてみると分かりますが、フェレットの船頭はスペックが低めに設定されています。
もちろんその分、他カードと違って資源を支払う必要がないというメリットはあります。
ただし、エバーデールで最終的に求められるのは、資源ではなく勝利点です。勝利点につながりにくいのは、見過ごせないデメリット。
もちろん使っても良いカードではありますが、パワーが低いことは認識しておく必要があるでしょう。
「真珠の入り江」唯一の祝福カード 船大工
まずは、基本スペックの確認から。
- 合計2枚が追加されました。
- コスト
- 果実4つ
- 祝福カード
- 効果
- ゲーム終了時、あなたの街にある「真珠の入り江」アイコンカード1枚につき、1勝利点を獲得する。
この効果をぱっと見ただけでは、本当に強いのかが見えてきません。
そこで、船大工が持ち得る勝利点の期待値を計算していきましょう。
船大工の合計勝利点の期待値
まず、「真珠の入り江」で追加されたカードの合計枚数は20枚です。
次に、基本セットのカードの合計枚数は123枚です。
このため、基本セットと追加カード全体の枚数は143枚となります。
このことから、カードを1枚引いたとき、それが「真珠の入り江」カードである確率は
20÷143×100≒13.9%
となります。
ここから、ざっくりと街カードについて考えてみましょう。
全体で配置できる15枚のうち、13.9%が真珠の入り江カードであった場合
15÷13.9×100≒2枚
ただし、プレイ次第である部分も大いにあるため、枚数に猶予を付けてみます。
猶予を付けると、街に「真珠の入り江」カードが配置されるのは、およそ3~4枚当たりが妥当であると考えられます。
街に追加カード分が3枚配置されていると考えた場合、船大工は、基礎勝利点と合わせて5点になります。
これを踏まえて、他の祝福系動物カード同士で比較をしていきましょう。
船大工と同類のカードの比較
それでは、祝福系の動物カード同士で、合計勝利点の比較を行っていきます。
計算の前提となる部分については、筆者の主観と偏見が入っているため、あらかじめご了承ください。
船大工
- 前提
- 街に3枚の「真珠の入り江」カードが配置されている。
- 基礎勝利点:2点
- 効果による追加点:3点
- 合計勝利点:5点
他の祝福系の動物カードと比べてみると、船大工は割と平均的な性能であることが分かります。
逆に言えば、条件が整わない場合は、無理して使う必要がないと言い換えることもできます。
条件がそろった時にだけ、気軽にプレイしていくのをオススメします。
まとめ
最後に、改めて「真珠の入り江」の動物カードを振り返っていきましょう。
追加されたカードは、次の通りです。
追加された動物カード
- 海賊
- 積極的に使っていこう!
- 伝令
- 序盤の真珠ハンター!
- フェレットの船頭
- まあまあですが、無理して使わなくても良いかも
- 船大工
- 平均的な祝福カードです
今回の記事を通して、「真珠の入り江」をさらに楽しめるようになれば嬉しいです。
なお、「真珠の入り江」の建物カードが気になった方は、こちらの記事も読んでみてください。
「真珠の入り江」に興味が湧いた方は、下記リンクから購入してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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